私の実践していることが、この数年で変化したことのひとつ
コーチを始めた最初の数年間を振り返ってみると...。
バスケットボールの練習計画が、以前と今とではどう違うか、考えてみると面白いですね。
練習に対する考え方もずいぶん変わりました。
シュートやフットワークに多くの時間を割いたのは確かで、それは素晴らしいことです...。
でも、チームの練習の中で、ディフェンスなしの個人技に時間をかけすぎていたのは確かです。
もちろん、こうした1対0のドリルはすべての練習に含まれていますが、多くのユースチームのコーチは練習時間が限られているため、選手たちがゲームのような状況でスキルを向上させるために、互いに競い合う時間を多くとるようにしなければならないのです。
それと...
若い選手に「判断力」を養うことの重要性が高いとは思いませんでした。
決断を伴うドリルをよく使っていましたが、十分ではありませんでした。
しかし、今は...
練習で使うバスケットボールのドリルの95%は、選手が決断することを伴うものです。
パーフェクト」「ラインシュート」「ウォールシュート」など、テクニックに特化したドリルもいくつかありますが、大半は、ディフェンスに対してさまざまなスキルを働かざるを得ない状況に選手を置く、意思決定のためのドリルなのです。
一例を挙げましょう。
私のお気に入りのドリルのひとつに、フルコートのトランジションドリルがあります。
10人のプレーヤーが参加し(8人でも6人でも可能)、オフェンス側のプレーヤーがディフェンスを引き連れて「有利」な状況に置かれます。
これにより、オフェンスはフロアスペースを正しく取り、オープンプレーヤーを見つけ、ディフェンスチームに対してまだ優位に立っている間に高確率のシュートを打ち、素早く得点することを学びます。
非常に重要な「意思決定」のスキルを向上させる素晴らしい方法です。
- マックコーチ