全てのショットは違う
今回は、テニスの名言をご紹介します。
それは、ラファエル・ナダルの自伝「Rafa: ラファエル・ナダルの自伝「Rafa: My Story」の中の言葉です。
長い引用ですが...バスケットボールにとても当てはまる言葉なので、全文を紹介します。
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"何百万球も何千万球も打ってきたのだから、テニスの基本ショットが現れて、毎回確実に真直ぐでスムーズでクリーンなショットを打つのは簡単なことだと思うかもしれません。
しかし、そうではありません。
毎日違う気分で目覚めるからというだけでなく、すべてのショットが違うからです。
ボールが動き出した瞬間から、トップスピン、バックスピン、フラット、ハイなど、角度やスピードが無限に変化します。
その差は微小かもしれませんが、肩、肘、手首、腰、足首、膝など、すべてのショットの中で、あなたの体は変化しています。また、天候、路面、ライバルなど、さまざまな要因があります。
同じボールが届くことはなく、同じショットはないのです。
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もちろんです。
そして、バスケットボールのコートでシュートを打つときも同じです。
同じシュートは絶対にありません。
カールカットからのキャッチ&シュートを例にとってみましょう。
キャッチしたときのスピードが違う。キャッチのスピードも違うし、アングルも違う。距離感が違う。バランスが違う。ディフェンダーの近接度が違う。キャッチが違う。スクウェアアップが違う ジャンプの高さが違う。
数え上げればきりがないほど...。
ラファが言ったように、肩、肘、手首、腰、足首、膝など、身体には非常に多くの微細なバリエーションがあるんだ。
ここから何が見えてくるのでしょうか?
単純に考えるのが面白いだけでなく、次の練習の前に、チームと重要な話をすることができるかもしれません。
正しい方法で説明することで、この知識は集中力を高めることができます。
"どのように"?
なぜなら、選手たちは、*繰り返し*が思っているほど退屈な繰り返しではないことを学ぶからです。
実際、そのようなものはないと言うこともできます。
専門的なドリルで1,000回ショットしても、次のショットは全くユニークなものになる。
だからこそ、すべての試みに100%集中することが大切なのです。
- コーチ・マック